ここのへんのあたりの郷土料理で「いかなごのくぎ煮」っていうのがあるんですよー。
2月くらいから出まわり始めてそろそろ終わりかな〜みたいな春を告げるものらしいんだけど。
私はなぜか「いかなご=いなご」と思い込んでたので、どうしてみんながそんなに昆虫料理をもてはやすのか理解できなかったのよね。
ま、あるとき(今年のことだい)ニュースで「いかなご漁解禁」と聞いて、あれ海のものだったんかと誤りに気づいたんデスケド。
そして姫路に来てもうすぐ2年。
今月、初めていかなごのくぎ煮というものを食べた。
パン教室の先生のおうちの自家製をちょっと頂いて。
一口にいかなごのくぎ煮ってゆーても、イロイロあるらしくて。
まずは材料のいかなご。
漁解禁の頃にあがるのは、しらすみたいにちっさいやつで「しんこ」っていうらしく。
だんだんでっかくなって、10センチくらいになると「ふるせ」っちゅーみたい。
自家製に使ういかなごの大きさは好みによるので、すごい千差万別な仕上がりになるみたい。
ちなみにパン教室では、解禁から1週間後くらいの大きさが好評みたいでした。
くぎ煮用にスーパ―にも大量に並んでいるので目にするんだけど。
最近並んでるのは見た目ほぼシシャモなのね。柔らかいシシャモ。
ちょっとグロくて、とてもくぎ煮にしようとかは思ってなかったところ。
ドドーンΣ(・艸・。)
「ふるせっちゅーんだって」とだんなさんが持って帰ってきました。
まずはさっと焼いてポン酢。
残った400gをくぎ煮にしてみました〜。
煮てみると、グロさも消え去り食べれました。
これはね、ごはんとお酒がすすみますねー。
翌日食べたら、美味しかった!味がなじんでた。
ま、これはこれでよいけれど、ちっさいやつで佃煮みたいにごはんにのせて食べれたらいいな〜。
来年、作ってみようっと。
姫路にいたら、だけど。
つか、ここまで書いて今調べたら、「いかなご」って「こうなご」ともいうんだって!
地方によって呼び方がイロイロらしいんだけど。
こうなごって、
小女子
って書くんだって。
そーれーは、福井に住んでいた頃にも書いたあれじゃん!!
→よくスーパ―でみるけどなんて読む?(2009/12/14)
ついに食べましたわ。
いかなごのくぎ煮って見たことすらないわ、どんなやつだろう?と思ってたけど、
いっつもギモンに思ってたアレやんか!
たは。
なんかご縁あるかんじ(笑)?