2005.6.
12
日
かはいさう
電車の広告で「金子みすヾ」さん作という詩を読んだ。
タイトルは「お魚」。
海の魚はかわいそう。
お米は人につくられる、
牛は牧場でかわれてる、
こいもお池でふをもらう。
けれども海のお魚は
なんにも世話にならないし
いたずら一つしないのに
こうしてわたしに食べられる。
ほんとに魚はかわいそう。
なんというか、素朴さのなかに共感できるなんだか笑っちゃうセンスが埋もれている感じ。
それでいてなんだか寂寥感漂うアンバランスさ。
さすがに「童謡詩人」と分類されるだけあって、癒されることば遣いだ。
きっと繊細な神経の持ち主だったにちがいない。
彼女の作品をもっと読んでみようと思った。
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