暑すぎて・・・
今朝駅で電車を待っていると、「あのー、すいません・・・」と私に声をかけてくる男性がいた。
また、「この電車、新大阪行きますか〜?」とか聞かれるのかと思って振り返ると、
その男性はなんとも意外なことを言った。
「後ろにセミ、ついてますよ」
きゃぁっ、セミだとう?!
私は必死に背中のあたりを振り払い、男性に尋ねた。
「と・とれました?」
男性は微妙な顔をしたまま手伝ってくれる様子もなく「いや・・・まだ」と言う。
むきーっ、なら取ってよ!
と思いながらよく見たら、セミは私のお尻の真ん中へんにベターッっとへばりついていたのであった。
見かねたオバサマがハンカチで振り払ってくれて事なきをえたのだが、
そういう場合は「失礼!」とか言って振り払ってくれるのが紳士ってものじゃないかしら、と私は思ってしまった。
いやいや、「セミついてますよ」と言ってくれただけだって十分感謝なんだけど。
それにしてもセミのやつ、私を木と間違うなんて失礼しちゃうワ!
暑さのせいで木もお尻もわからなくなったのかしら。
それとも・・・