わかさ、足りてる?
関西にいた頃、
わかさが足りん!
て、赤文字ででかでかと書かれた若狭の観光ポスターを大阪駅でよく見ました。
“若狭”と”若さ”をかけてるわけですね。
あまりのインパクトにぷぷーっと思ったのでよく覚えています。
いや、まさか自分が福井に住むとは思ってもみなかった頃のハナシ。
ところで、北陸の冬はカニだけじゃないっすよ。
若狭にふぐ食べに行って来ました!
若狭って原発(原子力発電所)ばっかり有名ですけど、ふぐも有名なんですおー。
ここで養殖されたふぐが下関へ流れてブランド化されてる実態に地団駄踏んでる若狭が、ついに地元ブランド化戦略を押し進め始めたとか...
少し足を伸ばして、天橋立。
股のぞきで撮ってるので逆さま〜。
嶺北の自宅近くでは雪が降っていたけど、嶺南の若狭あたりはやっぱ雪なんてなくていいお天気でした。
敦賀あたりに気候の境目があるみたい、そこから北は寝雪がね。。。
そして「日本海側唯一の軍港(って資料に書いてあった)」舞鶴自衛隊へ。
護衛艦が土日に限り一般公開されてるのです。
護衛艦に乗船できるのですよー( ゚∀゚)ハァーハッハッハッハ!!
4隻ほど停泊していましたが、本日の公開は護衛艦みょうこう。
で・でかっっっ。
だんなさんは1分間に4500発(!)撃てるとかいうバルカン砲が気に入ったようです。
どんなスピードなんか想像もつきませんわー。
それにしてもこの青空〜☆
同じ日本海側なのに舞鶴まで来ると気候がちがうんだと実感します。こんな青空は今年初めて見たって感じ、ホンマ。
関西電力大飯発電所(原子力発電所)にも行きました。
超空いてましたわ。
やっぱ地元だけあって原発の動向に関しては普段からよくローカルニュースで耳にするわけなの。
制御棒がどうたら・・・とか定期検査がどうとか、高速増殖炉もんじゅがどうたら・・・、ってね。
でもその専門用語が難しくって。
でもこの施設に行ってみて、すべてがわかりやすいビデオと模型で解説されてあってとても勉強になりました。
原子力は二酸化炭素を排出しないので環境に優しい技術なんだって。発電効率もよいしね。
でもでもさ。
万が一の事故の代償が大きすぎるよねーー。
若狭地方に原発が多いのは、関西電力によれば「地盤が固い(地震の影響を受けにくい)」「冷却水(海水)の確保のしやすさ」が大きな理由なんだって。
関西電力の美浜発電所、大飯発電所、高浜発電所、日本原子力機構の敦賀発電所、と結構な数があるもんね。
敦賀の発電所にはよく耳にする「高速増殖炉もんじゅ」があるみたい。
(「高速増殖炉もんじゅ」って言いにくいよね〜。多分福井に赴任するアナウンサーの最初の難関だと思うわ。これが言えてるかどうかでアナウンサーの品定めをする我が家なのだった。)
もんじゅは何年か前にナトリウム漏れ事故を起こして運転休止中なんだけど最近は再開目指してなんだか慌ただしい動きがあるみたい。原発に対しては国からの交付金が大きいみたいで、過疎現象にある自治体にとっては大きな収入源なのよね。
駆け引きが激しい現場でございます。
でも放射能って目に見えないだけにいくら「安全対策万全!」て言われても永遠に納得はできないと思うのね。
北陸は冬の日照時間が圧倒的に不足するので、それに対応できるソーラーパネルが早く開発されてほしいなって思います。
太陽のエネルギーってすごいなって痛感する真冬の一日でした。